本文へスキップ

SABA Index — 鯖缶インデックス

価格 / Price

グラム単価で選ぶ鯖缶

コスパの本当の計算式

1480読了 4

鯖缶を「1缶いくら」で比べている人は多いはず。でもそれだと、内容量150gの缶と190gの缶を同列で比べることになってしまいます。本当のコスパは「1gあたりの値段」で計算しないと見えてこないんです。

01

「1缶いくら」では比べられない

スーパーの棚に並ぶ鯖缶は、一見似ていても内容量がバラバラです。150g、180g、190g、200g——同じ「鯖缶1缶」でも、中身の量はメーカーや銘柄によってかなり違います。価格だけを見て「こっちが安い」と判断すると、実は割高な缶を買っていた、なんてことが普通に起きるんです。

たとえば200円の190g缶と、180円の150g缶。価格は180円の方が安いですが、1gあたりに換算すると前者が約1.05円、後者が1.20円。「安い」と思って手に取った方が、実はグラム単価で1割以上高かった——これはよくある話なんですね。

02

計算式はシンプル——価格÷内容量

グラム単価の計算式は難しくありません。「価格(円)÷ 内容量(g)= 1gあたりの値段(円/g)」、これだけです。缶のパッケージに書いてある内容量と、その日の売価をもとに暗算できます。1

グラム単価の計算式

計算式価格(円)÷ 内容量(g)= グラム単価(円/g)
例①200円 ÷ 190g = 約1.05円/g
例②180円 ÷ 150g = 約1.20円/g
目安1.0円/g以下なら割安、1.3円/g超は割高ラインの目安

特売や業務スーパーでまとめ買いするときも、この計算をひとつ挟むだけで「本当に得か」が見えてきます。特売でも内容量が少なければ割高になるし、定価でも大容量缶の方がグラム単価は低いことも多い。慣れると棚の前で自然に計算するようになるんです。

03

「固形量」と「内容量」——見落としがちな罠

もう一歩踏み込むと、「内容量」と「固形量」の違いが見えてきます。内容量は缶の中身全体(魚+汁)の重さ、固形量は魚だけの重さです。同じ190gの缶でも、固形量が130gのものと160gのものでは、実際に食べられる魚の量がまったく違うんです。1

パッケージには内容量しか書いていないものも多く、固形量は缶の側面や底に小さく記載されていることがほとんど。缶汁も料理に使う場合は内容量ベースで問題ありませんが、魚だけを食べるつもりなら固形量で計算する方が実態に近いコスパ比較ができます。

04

さらに深掘り——タンパク質・EPA単価という考え方

健康目的で食べているなら、「1円あたりのタンパク質量」や「1円あたりのEPA量」まで計算すると、鯖缶の価値がもっとはっきり見えてきます。たとえば1缶190gの水煮缶にはタンパク質が約30g含まれています。200円で買えるなら、1gのタンパク質が約6.7円の計算です。2

鶏むね肉がタンパク質1gあたり約5〜8円、プロテインパウダーが3〜5円前後であることを考えると、鯖缶は決して割高ではない。むしろEPAやDHAも同時に摂れることを加味すると、健康食品としてのコスパは相当高いんです。

グラム単価の計算は、「どの缶が得か」を判断するための入口にすぎません。何を目的に食べているかによって、「本当のコスパ」の計算式は変わってきます。まずは棚の前で一度、価格と内容量を見比べる習慣をつけるところから始めてみてください。

#コスパ#グラム単価#価格比較#節約#選び方